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槙本緑水のブログ
月間教育書道誌「芦辺」
芦辺月例課題(令和6年10月号課題)
初級【漢字二体】
楷書 行書
風霜高潔ふうそうこうけつ)     
清らかに澄んだ秋の景色の形容。
風が高い空を吹きわたり、霜が白く清らかに降りる意
出典酔翁亭記(欧陽脩・北宋)    
 
上級【漢字二体】
行書 草書
清秋竹露深せいしゅうちくろふかし)    
竹の葉の上で玉のように輝く一滴の露は清々しい秋を含んでいる 
                         
                      【出典:不詳】
 
 
【細字】
 
 
【臨書】
楷書 行書
多宝塔碑(顔真卿     蘭亭序(王羲之)   
       
禅師以為荘厳之因
読み:ぜんじおもえらく しょうごん
のいんをあつむるには…
禅師は、宝塔を荘厳する条件を
整えるには…
*荘厳…飾り立てること
 
俯察品類之盛
読み:ふしてはひんるいのさかん 
なるをさっす
地上をながめては万物の盛んに
生育するさまを見る
*品類…万物
 
 
 
 
     
     
     
 
師範【漢字二体】
行書 草書
語淡向思逸(ごはたんにして しいつにむかう)
 
言語は平淡であっても、思いは超然の境地に向かっているのである
 
                   出典:戴良・元
 
 
     
 
【条幅】 一般課題

  
江邊楓落菊花黄 少長登高一望鄕
九日陶家雖載酒 三年楚客已霑裳
【読み】
江邊 楓(ふう)落ちて 菊花 黄なり  少長
高きに登りて 一(いつ)に鄕を望む
九日(きゅうじつ)陶家(とうか)酒を載すと
雖(いえど)も 三年の楚客( そかく)已に裳
を霑(うるほ)す。
【意味】
川辺の楓の紅葉は散って、菊の花は黄色く咲いて 年少者
も年長者も、(九月九日の重陽の日に)高い山に登って、
もっぱら郷里をはるかにながめ、なつかしがっている。
九月九日の重陽節での陶淵明の故事のように酒宴をした
とはいえ 流寓(りゅうぐう)三年の屈原のように、
とっくに衣裳が涙で濡れていた。
楓…(マンサク科の落葉喬木の)フウ *少長…老いも若きも  
*一に…もっぱら *戴酒…酒席を設ける。 
*三年楚客…流寓(放浪して異郷に住んだ)三年の屈原のこと
出典:九日(崔国輔・盛唐
 
     師範課題
     
披繡闥 俯雕甍 山原曠其盈視 川澤盱其駭矚  閭閻撲地
鐘鳴鼎食之家  舸艦迷津 青雀黃龍之軸  虹銷雨霽
彩徹雲衢  落霞與孤鶩齊飛  秋水共長天一色
漁舟唱晚 響窮彭蠡之濱  雁陣驚寒 聲斷衡陽之浦  
【読み】
繡闥(しゅうたつ)を披(ひら)き、雕甍(ちょうぼう)に俯すれば、
山原 曠(こう)として其れ視に盈ち、川澤(せんたく) 盱(く)と
して其れ(しょく)を駭(おどろ)かす。閭閻(りょえん)地を
撲ちて、鐘鳴(しょうめい)鼎食(ていしょく)の家あり。
舸艦(かかん)津に迷いて、青雀(せいじゃく)黃龍(こうりゅう)
の軸あり。虹 銷え 雨 霽れて、彩 雲衢(うんく)に徹し、
落霞(らくか)と孤鶩(こぼく)と齊(ひと)しく飛び、秋水長天と     
共に一色なり。漁舟晚(くれ)に唱いて 、響き彭蠡(ほうれい)
の浜を窮め、雁陣 寒に驚いて 聲 衡陽(こうよう)の浦に
断(た)ゆ。 
【意味】
絹の縫い取りのある美しい小窓を開いて、飾り彫りのある
煉瓦屋根の閣から見下ろすと、山や野原が目の届くかぎり
見え、川や沢は大きく、見るものを驚かせる。里の門は土地
を余すことなくいっぱいに立てられ、人家も多く、中には鐘を
鳴らして人を集め、鼎をならべて大勢の人が食事をする
いう大きな家もある。大船や軍艦が大川に満ち、船着き場も
わからないにぎわいで、それらの船はみな青い孔雀や黄色
の龍の飾りが舳先につけられて美しい。虹が消え雨が晴れ 
ると、陽光は雲の通い路に照りつらぬき、西の空には夕焼雲
が、、一羽の野鴨と共に飛び、秋の水は果てしない空と共に 
一色になっている。夕暮れ時に船で漁師が歌を唱うと、その 
響きは彭蠡の浜の続くかぎりに伝わり、雁の列も寒さに驚い
て、鳴く声が南方の衡陽あたりに断えて聞こえなくなる。
 
候…飾り彫りのある煉瓦屋根 *…注目して目をはなさない 
*閭閻…村里 *鼎食…鼎を並べて大勢の人が食事をする
舸艦…大船や軍艦 *雲衢…雲の通り道 
     
 【出典:秋日登洪府滕王閣餞別序(王勃・初唐) 
 
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